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先生の白い嘘(2) (モーニングコミックス)

男と女の不平等を描いたこの物語。前巻に引き続き、思わず目を逸らしてしまいそうな歪み・悪意が描かれています。全ての元凶である早藤は、相変わらず女性たちを毒牙に掛け続けます。逃げてしまえれば楽なのでしょうが、様々なしがらみと、自分の心にがんじがらめになってしまった美鈴は抗えられないのです。そして、早藤に手懐けられてしまう被害者も……。なんとも胸糞が悪いお話なのですが、女性たちの気持ちは否定しきれないものがあります。レイプされても、それは私が愛されているから……そう信じたいのです。徐々に徐々に、キャラクターたちの気持ちが変わっていく過程が、丁寧に描写されています。美鈴を心配する新妻はどう動いて行くのでしょう? 次巻も目が離せません。

2015年05月01日

MOONLIGHT MILE(15) (ビッグコミックス)

月の権利を手中に収めるべく、ツェン・リー率いる中国宇宙軍は月面着陸を強行します。ロストマンの政敵であるゲンズブール補佐官は、対抗意識から中国軍の迎撃を独断で決定。かくして、第二次米中宇宙戦争の火蓋が切って落とされたのです。優勢だと思われていたアメリカ軍。ところが中国の技術は彼らの予想を超え、たった一発の電磁魚雷によって、月の半分が中国の手に渡ってしまいました。次世代エネルギー資源をめぐり、大国間での駆け引きが始まります。前巻で友情を取り戻した二人ですが、月へ向かう宇宙船で、彼らは今までのことやこれから進む道のことを語り合い……人種も、立場も、何もかも違う二人の硬い絆に思わず感動してしまいます。

2015年05月03日

MOONLIGHT MILE(14) (ビッグコミックス)

愛する妻と、その見に宿る子供のため、月へと戻った吾郎。そんな彼に、SGポリスとしての仕事が舞い込みます。内容はアメリカ宇宙軍の軍艦・ハッセルホフを救助するというものでした。そして運命は、敵対関係となった吾郎とロストマンを再び引き合わせるのです。袂を分かった彼らは、アメリカ軍を助けるために再び手を組みました。緊張感や不信感が二人をギクシャクさせますが、極限の状況の中で二人は再び「ザイルパートナー」としての絆を取り戻します。立場が違いすぎるため、表立っては和解はできない二人ですが、道を違えても、友情は変わらない……熱い展開に胸が躍ります。感動、スリル、興奮。まるで一本の映画を見ているような密度の高い一巻です。

2015年04月29日

MOONLIGHT MILE(13) (ビッグコミックス)

愛する妻と子供の元へと向かうため、吾郎はNASDAの技術者と自衛隊と協力し、日本独自で宇宙を目指します。テロリストの攻撃を受ける中で吾郎はH-2Aでの有人打ち上げに成功し、宇宙へと舞い戻ります。ところが、彼を待ち受けていたのは、政治の世界に真っ黒に染まったかつての親友、ロストマンの姿でした。この巻では、NASDAの技術者のたちの意地と誇りが熱く描かれています。「過去の遺物」などと呼ばれた息子・H-2Aの晴れ舞台に立ち会える喜びは、彼らにとって素晴らしいものだったでしょう。ロケット技術者の家族愛に、感動すること間違いありません。さて、月ではとうとう吾郎、ロストマン、理代子、マギーと役者がそろいました。こちらの展開も、目が離せません!

2015年04月23日